ブロックチェーンは、市民に3つのパワー、すなわち権力を与える。
1. 市民が自らデジタル資産を受領(Receive)する権力
2. 市民が自らデジタル資産を譲渡(Send)する権力
3. 市民が自らデジタル資産を保有(Hodl)する権力
これらの3つの権力は、だれにも邪魔されるものではない。
ブロックチェーンは中央集権型の仲介者がいないため、自らの意思でいつでもこれらの3つの権力を執行することができる。
なお、3つ目の「保有」の英語 Hodl はスペルミスではない。
実際にはビットコインのフォーラムであるビットコイントレーダーが、HoldとタイプするところをHodlと誤ってタイプしてしまったことに端を発しているが、現在では仮想通貨を保有し続ける戦略のことをHODLと称することが慣例となっている。
HODLの誕生ストーリーを知りたい方はこちら!
ブロックチェーンの3つの権力を理解すると、ブロックチェーンのイデオロギー的解釈ができるようになる。