
2021年2月10日に日本ブロックチェーン協会から当社がシルバー正会員として承認されたとの連絡を受けました。
同協会は、ブロックチェーン技術(以下、「本技術」という。)の普及、本技術に関する健全な るビジネス環境及び利用者保護体制の整備を進めることで、我が国の産業を発展させること を目的とし2014年に設立された団体です。
当社はヘルスケア分野でのブロックチェーンの社会実装に向けた事業開発をますます加速させていきます。
2021年2月10日に日本ブロックチェーン協会から当社がシルバー正会員として承認されたとの連絡を受けました。
同協会は、ブロックチェーン技術(以下、「本技術」という。)の普及、本技術に関する健全な るビジネス環境及び利用者保護体制の整備を進めることで、我が国の産業を発展させること を目的とし2014年に設立された団体です。
当社はヘルスケア分野でのブロックチェーンの社会実装に向けた事業開発をますます加速させていきます。
当社代表がJBPressの記事に取り上げられました。大きく4つのテーマについて記述されています。
■ 医療・ヘルスケアと相性が良いブロックチェーンの特質
■ “信頼関係がなくても”質の高い医療が実現される世界とは
■ 技術面の評価だけではなく思想を理解することが重要
■ 個人の健康意識も変える異次元の医療情報基盤
同記事は日本製薬工業協会のご協力を得ております。
詳細はこちら!
謹んで新春のお慶びを申し上げます。
当社はおかげさまで本日2021年1月8日に2周年を迎えました。この2年間順調に成長をすることができたのもひとえに皆様のご支援とご声援のお陰でございます。
心よりの感謝を申し上げます。
2020年はベトナムのソフト開発会社のご協力を得ながら医療ブロックチェーンの製品開発に着手し、10月にアルファー版のリリースを行いました。現在引き続きベータ版の製作に取り組んでおり近日中のリリースを目指しています。
同製品は患者、医師、研究者が分散型ID(DID:Decentralized ID)を発行し、医療データの発行、認証、共有を行う医学研究プラットフォームです。分散型IDは、非中央集権的にIDの管理を行い、安全に本人確認や資格認証を行うブロックチェーンの応用のひとつです。
このプラットフォームには3つの特徴があります。
1) 患者による個人情報管理
患者が自身の医療データを自ら管理しつつ、医師が医療データを認証することでデータの質を担保しながら、データを研究者間で共有する次世代型医学研究を実現します。
2) 医療データ取引のトレース
患者の医療データは患者同意のもとでデータを利用する医療研究者と代替可能トークン(ERC20)と引き換えに取引され、かつこの交換取引記録をトレースすることが可能です。
3) 医療データ品質に応じた付加価値の創造
医療データは代替不可能トークン(ERC721)と紐付きされ、データの品質に応じて付加価値をつけることが可能です。
このプラットフォームを通して大きく3つのうれしさの実現を目指しています。
・医学研究にかかる期間の短縮化と費用削減
・患者の生活習慣データの活用による研究テーマの広範化
・多施設研究の容易化によるより高度なエビデンス創出活動の拡大
本プラットフォームに関するお問い合わせは下記のメールアドレスまでお願いいたします。info@hashpeak.com
当社のロゴを新しくデザインしました。Peakは日本語で「頂上」を意味しますが、稜線をまたぐ3つの頂上の上に社名を冠したデザインとなっています。
3つの頂上は当社の3つの事業テーマである「ブロックチェーン」「ヘルスケア」「コンサルティング」を指します。
当社はこの三領域で頂上を目指します。
2021年1月吉日
ハッシュピーク株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役:前田琢磨、URL:https://hashpeak.com)は、ベトナムのIT会社VMO Japan株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:BUI MANH KHOA、https://vmodev.jp)と共同開発した分散型IDを利用した患者中心型医療ブロックチェーンプラットフォームのデモ機をリリースしました。
分散型ID(DID:Decentralized ID)は、非中央集権的にIDの管理を行い、安全に本人確認や資格認証を行うブロックチェーンの応用のひとつです。今回ハッシュピーク株式会社は、患者、医師、研究者が分散型IDを発行し、医療データの発行、認証、共有を行う医学研究プラットフォームのデモ機を開発しました。患者が自身の医療データを自ら管理しつつ、医師が医療データを認証することでデータの質を担保しながら、データを研究者間で共有する次世代型医学研究プラットフォームのデモ機です。患者の医療データは患者同意のもとでERC20トークンと交換取引され、患者は自身の医療データが誰と共有されたかブロックチェーンの記録からトレースすることが可能です。また、医療データは代替不可能トークン(ERC721)と紐付きされ、欠損データや誤入力などがない質の高いデータに対して付加価値をつけることが可能となります。
ハッシュピーク株式会社は、引き続き患者中心型医療ブロックチェーンプラットフォームの社会実装を目指し、事業開発を推進していきます。
本デモ機は、2020年10月28日から30日まで幕張メッセで開催される「第11回 Japan IT Week 秋」のIT展示会で発表します。
■ ハッシュピーク株式会社について
ブロックチェーンとヘルスケアをテーマに事業展開する2019年設立のテクノロジー&コンサルティング企業。現在は、医療ブロックチェーンの事業開発を推進中。同社代表は、20年以上にわたりおよそ50社80以上のトップマネジメントコンサルティングプロジェクトの経験を保有する前田琢磨氏。同氏は2012年から2018年までIQVIAソリューションズジャパン株式会社において製薬業界20社以上のマーケティング戦略、事業性評価、薬価戦略のコンサルティングなど数多くのプロジェクトに携わり、さらにテクノロジー事業責任者として業界のデジタルトランスフォーメーションを推進した実績があります。ハッシュピーク株式会社は同氏のヘルスケア業界とデジタル技術の専門性をベースにヘルスケア業界のイノベーションの実現を目指す先進企業です。
■ VMO Japan株式会社について
ベトナムIT企業のVMO HOLDINGS TECH 株式会社の日本法人。本社がベトナムのハノイに2012年に設立。スタートアップ企業を中心にアメリカ、スイス、シンガポールなどこれまで13ヵ国以上のお客様と250件以上のシステム開発プロジェクトを行ってきました。主な開発実績:全世界1,500万ユーザーを誇るマッチングアプリの「Parktor」、中古自転車の価格をAIで判断「bicyclebluebook.com」 など、世界4,500万人以上にご利用頂いています。
日本ではDX(デジタルトランスフォーメーション)に取り組む日本企業に対し、米国をはじめグローバルで高く評価されたIT技術と経験をご提供致します。
■ 展示会でのデモについて
展示会名:第11回 Japan IT Week 秋
期間2020年10月28日(水)~30日(金)
住所:幕張メッセ、〒261-8550 千葉市美浜区中瀬2-1
会場:VMOジャパン、情報セキュリティ展の10番
■ 問い合わせについて
ハッシュピーク株式会社
メール: info@hashpeak.com
VMO Japan株式会社
メール:infojp@vmogroup.com
JPモルガンがEthereumをベースとして開発したブロックチェーンQuorumを、Ethereumのさまざまなソリューションをフルスタックで提供するConsensysが買収しました。
Quorumはエンタプライズがブロックチェーンを使うにあたって取引の秘密保持機能やネットワークアクセス制御などを扱えるパーミッションド・ブロックチェーンです。
ますますビジネス向けにブロックチェーンが使いやすくなっていきそうです。
詳しい記事はこちらをご覧ください!
2020年6月5日の夜にグロービス製薬ビジネスの会において当社代表の前田琢磨が第2回医療ブロックチェーン・オンラインセミナーを開催しました。第1回は去年2月8日に開催しており、その詳報はこちらにあります。第2回の今回は総勢87名の方がご参加くださり去年に比べて倍以上の参加となりました。医療ブロックチェーンへの関心が高まっていることが窺われます。
セミナーの内容は大きく4つです。
以上を90分かけてゆっくりとお話をし30分の質疑応答を行いました。
個別には4つのテーマをお話ししましたが、講演全体のテーマの中心は3つ目の自己主権型アイデンティティです。この概念を患者ID管理の方法として実装できた場合、医療の世界がどのように変わるのかお話をしました。この新たな世界とは、もちろん患者中心型の医療です。講演の最後では現在当社で取り組んでいる医療ブロックチェーン・プロジェクトについても簡単に紹介させていただきました。本プロジェクトについては参加者から「非常に興味があります」「それはすごいですね」といった言葉をチャットでいただきました。
これ以外にも多くの質問やコメントをいただき素晴らしい時間となりました。Zoomでのオンラインセミナーでしたので、質問やコメントは全てチャットです。チャットの良さは発言者の言いたいことが明確に文字化されるのと、質問側は他者の発言を待たずに自分のタイミングで発言できることですね。そのため、すべての質問やコメントを拾いつつ、とても質の高い議論が行われました。
ご参加された皆さまありがとうございました。
中国海南省瓊海市博鰲鎮の国際的医療観光特区であるBo’ao(博鳌乐城)におけるブロックチェーンを活用した医薬品や医療機器の審査プロセスの迅速化に関するケーススタディの記事を共有します。
この記事ではNeusoft Groupが開発したトレーサビリティ管理プラットフォームが、医薬品ないし医療機器の承認に必要な様々な情報の記録や、かかる手続きを、改ざん困難かつ追跡可能な形で実現した事例が紹介されています。
IoTは人間の手によるデータ入力に伴うヒューマンエラーの発生する余地をなくすための自動入力デバイスとして使われています。
記事はこちら!
日本時間早朝にHIMSSより来週3月10日からオーランドで開催予定であったHIMSS Global Health Conference & Exhibitionの開催中止の決定の連絡がありました。
詳細はこちらになります
数日前にトランプ大統領の基調講演が決定したとのアナウンスがあったので開催決行と思いましたが、むしろトランプ大統領ご自身が新型コロナウイルスに感染するリスクや、HIMSSという医療情報のソサエティが感染を広げるというリスク、そしてそれが起きてしまった時のリピュテーションの失墜など考えると止むを得ないと思います。
ただし、HIMSSにとってこのカンファレンスからの収入が消えるのは、お財布事情としては痛恨の極みです。今後のHIMSSの活動継続に大きく響くことがないことを祈ります。
2020年2月20日にConsensys社よりプレスリリースがありました。同Healthcare部門をスピンオフするというものです。
Consensysはイーサリアムのブロックチェーンアプリなどを開発したり、同領域のスタートアップに投資したり、教育などを行ったりしている会社です。この組織の中にヘルスケア部門は、当社が翻訳した「医療xブロックチェーン」の原書の執筆人の1人であるHeather Flannery氏が率いていたのですが、この部門がスピンオフされました。CEOは同Flannery氏です。
この動きは良い流れと私は見ています。独立して運営できる体力ができていることを示唆しますし、ヘルスケアは個人情報の取り扱いなどに特別な注意を払う必要があるため他業界を異なる進め方やノウハウの蓄積をする必要があるからです。
引き続きConsensys Healthの動向を注視いていきましょう。
ミクスの連載を第5回をもち終了です。最終回は「ID進化論」です。
IDはIdentityまはたIdentifierの略ですが、ヒトやモノを特定するために付与される識別記号や番号に使われます。
ブロックチェーンはこうしたID管理がとても得意な技術です。そしてこのIDを書き換えることができませんので、その真正性を証明することに使うことができます。今、世の中には運転免許証、マイナンバーカードなど行政が発行した正式なID以外に、Tポイントカード、クレジットカードなど個人を特定しトラッキングするシステムが溢れています。
今回は、こうしたIDがデジタルの世界でどう進化してきたか、これからどう進化していくかの将来を展望して最終回とさせていただきました。
詳細はMonthlyミクスへGo! => サイトはこちら!