羊土社『実験医学』(2023年4月号)にhashPeak寄稿の記事が掲載されました

羊土社の「実験医学 」(2023年4月号)の人気コーナー「いま知りたい!!」に、当社代表の前田が寄稿した「AI・ブロックチェーンは, 医療/医学研究をどう変えるのか?」が掲載されました。

記事は2部構成で、前半は「医療ビッグデータから個別化医療を実現するデジタル技術の潮流」と題し、AIとブロックチェーンの技術潮流を解説、後半は順天堂大学医学部附属順天堂医院脳神経内科の大山彦光先生と富沢雄二先生をお招きし開催した「ブロックチェーンとAIは医療者の仕事を奪う?それともパートナー?」に関する座談会の様子が収録されています。

「実験医学」2023年4月号はこちらからご覧いただけます。

医療ビッグデータから個別化医療を実現するデジタル技術の潮流

AIとブロックチェーン、両者はデジタル技術として異なる起源を持ちますが、今や切っても切れない関係が出来上がりつつあります。AIの発展は、GAFA(Google, Amazon, Facebook, Apple)という大企業と誕生を後押ししましたが、その背景には個人の情報資産はだれのものかという新たな問題を生み出しました。一方、この流れとは全く異なるところから、ブロックチェーン技術が急速に進化し、個人情報を守りながら安全な情報交換・共有・保管が実現できるようになってきました。

個人情報の活用と保護の視点で考えると、AIとブロックチェーンは対立軸にあるようにも見えますが、むしろ両者ともに医学研究や臨床試験に応用することで、これまでにない新たな研究の可能性が考えられます。その可能性とはどのようなものでしょうか? AIとブロックチェーンの潮流がぶつかり合う時代の潮目から生まれる個別化医療について前田氏が解説しました。

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脳科学医学者とスタートアップ起業家が本音で語る

前編の内容を踏まえ、医療の現場より脳神経内科の領域で活躍される順天堂大学の大山彦光先生、富沢雄二先生をお招きし、ブロックチェーンとAIが臨床現場や医学研究にどのようなインパクトをもたらすのか等、当社代表の前田がファシリテーターを務め座談会形式で実際のところを本音で議論しました。

時代の潮流を踏まえ、医療の現場では何が変わるのか、また変わらないのか。医療者から見たAIへの不安と期待、ブロックチェーンのセキュリティへの疑問、その他様々なコメントをお寄せいただき、活発な議論となりました。

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