2022年 新年のご挨拶:事業報告と展望

謹んで新春のお慶びを申し上げます。


当社は2022年1月8日に3周年を迎えます。経営において3年という歳月は、ひとつの節目となりますが、この日を迎えられることを嬉しく思います。

新春のご挨拶をかねて、昨年の事業報告と今後の展望を共有させていただきます。

■ 2021年事業報告

医療ブロックチェーン事業

– 研究計画書の作成

春にPCORP(Patient Centric Open Research Platform)を実証する臨床研究計画書を作成しました。しかしながら、2021年3月23日に経産省・文科省・厚労省から新たに告示された「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」の影響などにより倫理審査委員会への提出を見送りました。

– 新プロジェクトの立ち上げ

夏にPCORPとは異なる動きがありました。それまでに蓄積した医療ブロックチェーンのノウハウを活かし、新たな医療ブロックチェーンのプロジェクトが動き始めました。本プロジェクトではAI技術を取り込みました。

コンサルティング事業

内閣府健康・医療戦略推進室の「新型コロナウイルス感染症に関する国内外の研究開発動向について」の調査支援、ライフサイエンス領域での新規事業戦略の策定支援、医療データプラットフォームのアーキテクチャ設計支援などを実施しました。

■ 2022年事業展望

事業施策

次の3つの重点施策により医療ブロックチェーンおよび医療AIを組み合わせた新たな実用例を示し、同領域でのリーダーとしてポジションを築くことを視野にいれています。

1. 医療ブロックチェーンに関する新たな特許出願(1月中予定)

2. 医療AIの事業化

3. 2021年に道筋がついたプロジェクトの本格稼働(プロジェクトの内容については、適切なタイミングを待ってプレスリリースする予定です)

事業環境

COVID-19は当社にとっては幸いにも追い風となっています。内閣府の健康・医療戦略推進室向けに「新型コロナウイルス感染症に関する国内外の研究開発動向について」の調査受託や、COVID-19によってリモートワークなどが増えデジタル化の必要性の増大など、当社は時流にそった事業を推進しています。

今後の展望

以上より、現在当社の事業は当面の持続的成長を見通せる環境となっております。医療ブロックチェーン&AI事業を通して、引き続き当社ビジョンおよび戦略に従い事業成長を目指して参ります。

最後に改めて、これまでの多くの方のご支援やご声援に心よりの感謝を申し上げます。

本年も引き続きご注目・ご支援くださいますようよろしくお願い申し上げます。

以上

2022年1月吉日

前田琢磨
代表取締役
ハッシュピーク株式会社