新春のお慶びを申し上げます。
当社は2025年1月8日に6周年を迎え、今年で7期目となりました。
これまで当社をご支援くださいました多数の関係者の皆様に御礼申し上げます。
2024年は、2019年の創業の志に沿って、真のテクノロジー企業へと脱皮すべく、事業の太い柱となるヘルスケア向け生成AIアプリの開発に没頭しました。
ヘルスケア向けのアプリは、業務専門性が高いため、基本機能設計からコーディングまで当社代表が自ら手を動かして実施しました。当社代表は10歳からプログラミングを開始し、中学3年生の時に自作の天体軌道計算プログラムを作成するなど、日頃からプログラムを書いていた、プログラム言語ネイティブです。大学卒業後はメーカーに勤務し、エンジニアとして、さらにコンピュータの経験を積んできました。
また、当社代表は製薬業界での豊富なコンサルティング経験から製薬業務にも精通しています。アプリ開発の専門性とヘルスケアの業務専門性の両方を一人のひとが保有することは稀で、代表がこの2つのスキルを内在することは、開発のスピードと実務に耐えるアプリの開発という面において、当社の強みとなっています。
2024年7月からはベトナム・オフショアチームにも参画いただき開発が大幅に加速しました。このベトナムチームは2020年より当社と協業しているオフショアベンダーで当社のニーズによく応えてくれる頼れるパートナーです。通常、日本と海外のベンダーが協業すると言語の壁が生じますが、当社社員は全員が英語に堪能であり、他方、ベトナムチームも同国のトップスクールを卒業した英語が堪能な優秀なエンジニアで、コミュニケーションもよくチームワーク抜群です。
このような体制下、昨年は製薬企業・医学研究機関・CROの方々から多くのフィードバックをいただきました。お時間をいただきました関係者の皆様に改めて心よりの感謝を申し上げます。おかげさまで手応えのあるアプリへと発展しています。事前にご覧いただいているお客様から強い関心をいただいており、予定通りこの春の正式リリースを目指しています。お待ちいただいているお客様のご期待に応え、晴れてリリースすべく力を注いでまいります。
リリース予定のアプリは、名付けて「peakDoc」。hashPeakの”peak”と、文書の”Document”にちなんだ開発コードでしたが、思いの外、皆様から自然に”peakDoc”と呼んでいただいており、これをそのまま製品名とすることにしました。
なお、peakDoc、hashPeakは、どちらも小文字で始まります。これは誤字ではなく、正しい表記です。プログラミングの世界では、変数の表記方法に、Camel, Snake, Kebab, Pascalという4つの種類があるのですが、peakDocもhashPeakも、Camel(らくだ)スタイルを採用しました。Camel表記を採用した理由は、hashPeakの”Peak”の”P”がもっとも頂上らしく見えるためです。hashPeakを、Snake, Kebab, Pascalで表記すると、それぞれ hash_peak, hash-peak, HashPeak となりますが、山が連なる稜線をイメージしてhashPeakという字を眺めると、みなさん、”P”が頂上に見えてきませんか?
peakDocは、臨床開発・臨床研究で作成が必須となる文書を生成するアプリです。特許出願済みの当社独自のマルチエージェント技術で、複数のAIエージェントにより品質の高い文書を作成し、お客様に気付きを与えつつ、文書作成業務を楽に実施いただくアプリです。ご興味にある方は、お気軽に当社までお問い合わせください。連絡先はこちらです → info@hashpeak.com
また、2024年は、創業以来長きにわたり地道に実績を積んできたブロックチェーンの医療応用の新たなプロジェクトを著名な医学研究機関より受注し、こちらも徐々に成長していく展望がみえてきました。こちらも確実にお客様の期待に応え成果を上げていく所存です。
当社チームは、製薬企業出身の優秀なプロフェッショナルと、自然言語処理の国際学会の第一線で活躍されている研究者をアドバイザーに抱え、品質と信頼の製品をご提供する体制を整えています。
引き続きご愛顧・ご高配くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
2025年1月吉日
代表取締役前田琢磨 および チーム一同
ハッシュピーク株式会社