謹んで新春のお慶びを申し上げます。
ハッシュピーク株式会社は2026年1月8日に7周年を迎え、8期に突入しました。
創業以来、当社ビジョンのコアバリューである「ハッシュピークはデジタル技術を通して次世代ヘルスケアの実現に貢献します」を胸に刻み、歩み続けられたことを感慨深く思います。
全くのゼロから立ち上げて、7年間続けられたのは、ひとえに当社を応援くださったお客様や関係者の皆様のおかげです。心よりの感謝を申し上げます。
創立記念日の1月8日は、経営戦略会議を開催しました。さまざまな議題があがりましたが、同会議での討議内容を踏まえ、当社の事業報告と展望を下記の通り共有させていただきます。
(1) 経営所感
この7周年というタイミングを迎え、最近身に沁みて感じていることから共有させていただきます。
- 継続は力なり
やることを決めて、そこに時間とお金という貴重なリソースを投入し、コツコツと活動を弛まなく継続することで道が拓かれていくことを日々実感しています。すべての活動が、ビジネスにつながるわけではなく、うまくいかないことも多くありますが、そのすべては、学びとして当社の知見やノウハウになっています。また、開発中の製品は、進化することはあっても、退化することはなく、ひとつひとつ丁寧に作り込むことで、毎日、価値向上を果たしています。お客様の感動につながる顧客体験をしていただくにはかなり時間がかかりますが、昨年は、その実感が得られた年でありました。
- 価値観を共有できるチーム
これは言葉で表記すると当たり前のことですが、実践するとなると極めて難しいものです。価値観を言語化し、それを共通言語としても、その受け止め方の文脈・深みもメンバーそれぞれ異なりますし、その応用の広がりや、実装した出来上がりイメージも全く異なります。そうなると、何をもって価値観を共有できていると言えるかは、結局、共通の判断や行動でしかわからないものです。スタートアップは、特に動きが早いので、ハイレベルな価値観は変わらずとも、その実践はどんどん変化していきますので、高い抽象化力と行動力がそろったチームが必要ということです。
上記以外にも、さまざまな念いが巡りますが、当社の事業成長にかかわる重要な2点を今後も大切にしていきたいと思います。
(2) 2025年度事業概況
次に昨年度の総括をしたく思います。
2025年度は、当社にとって確かな手応えを感じた一年でした。
一昨年に続き、引き続きpeakDoc(臨床試験文書作成の生成AIアプリ)の開発を継続しつつ、マーケティング活動も積極的に行ってまいりました。おかげさまで、お客様も拡大し、それと共に、peakDocへのフィードバックも増え、確実に当社ソリューションが進化し、それがまた新たな引き合いを生む好循環が生まれ始めました。
事業環境は、変化が激しくかつ速いですが、当社にとっては追い風と引き続き評価しています。変化の側面についてですが、円安の為替相場により、どうしてもサーバー代や、生成AIのAPI料金が割高になることや、生成AI技術の急速な進化が、当社ソリューションの進化の機会にも脅威にもなる圧力は、ひしひしと感じており、息切れせずに走り続けるにはどうすればいいか、日々考え続けています。前向きに捉えられるのは、当社は極めて専門度の高い領域に特化しているところから、その顧客体験において大きな付加価値を出せる点です。激しい変化の中でも、変わらぬ大切な指針をぶらさずに、引き続きこの領域に事業開発投資を進めます。
(3) 2026年事業展望
2026年は、第1四半期からさまざまな発信の機会に恵まれ、幸先のよいスタートが切れそうです。
- 2月に神戸で開催される第17回日本臨床試験学会の学術集会総会のシンポジウムに演者として登壇することになりました。「生成AIと臨床試験の未来」と題したシンポジウムで2月21日に登壇します。
- Pharmstage(日本技術情報協会)の2月号に当社代表の寄稿記事が掲載されます。
- これ以外に3月、4月と講演予定もスケジュールいます。
また、2026年度は第二創業の年と位置付け、下記取り組みを実行して参ります。
- peakDocの機能向上を引き続き行っていきます。現在はテキスト中心ですが、図表を含めた生成に取り組みます。
- peakReviewというIRB向けの生成AIをリリースします。治験センターの委員の皆さんは、毎月多くの時間を割いてプロトコルレビューを行っていますが、この業務を効率化しつつ、レビューの品質を拡充するアプリです。
- 現在、ブロックチェーンを使った分散型IDの患者同意システム(peakConsent)の実証実験を国立研究センターと進めています。これは、患者エンパワメントと患者レジストリの効果的なデータ管理を両立させるキラーアプリとなるポテンシャルがあり、意味あるソリューションに仕上げるべく開発を進めています。
- 能登半島の復興支援に取り組んでいます。災害時には医療リソースとニーズに分断が起きますが、ブロックチェーンを使った耐性の高い医療リソースマッチングプラットフォームを構築を目指しています。
- その他、さまざまなお引き合いをいただいており、こちらについても丁寧にフォローして参ります。
以上の通り、本年も当社は、ビジョンに掲げる「業界経験豊富なチームが独自の生成AI/ブロックチェーン技術を活用し適切にソリューションを業界実装するパイオニア」を有言実行すべく、活動を続けて参ります。
当社の取り組みにご興味ある方は、お気軽にご連絡ください。連絡先は、こちら!
本年も皆様のご健勝をお祈りすると共に、何卒ご高配のほどよろしくお願い申し上げます。
ハッシュピーク株式会社
代表取締役 前田琢磨 および 社員一同
令和八年一月吉日
