2020年6月5日の夜にグロービス製薬ビジネスの会において当社代表の前田琢磨が第2回医療ブロックチェーン・オンラインセミナーを開催しました。第1回は去年2月8日に開催しており、その詳報はこちらにあります。第2回の今回は総勢87名の方がご参加くださり去年に比べて倍以上の参加となりました。医療ブロックチェーンへの関心が高まっていることが窺われます。
セミナーの内容は大きく4つです。
- ブロックチェーンの特徴
- トラストレス
- スマートコントラクト
- ゼロダウンタイム
- ゼロ知識証明
- 個人情報と医療
- 自己主権型アイデンティティ
- 次世代型医療を支えるブロックチェーンプラットフォーム
以上を90分かけてゆっくりとお話をし30分の質疑応答を行いました。
個別には4つのテーマをお話ししましたが、講演全体のテーマの中心は3つ目の自己主権型アイデンティティです。この概念を患者ID管理の方法として実装できた場合、医療の世界がどのように変わるのかお話をしました。この新たな世界とは、もちろん患者中心型の医療です。講演の最後では現在当社で取り組んでいる医療ブロックチェーン・プロジェクトについても簡単に紹介させていただきました。本プロジェクトについては参加者から「非常に興味があります」「それはすごいですね」といった言葉をチャットでいただきました。
これ以外にも多くの質問やコメントをいただき素晴らしい時間となりました。Zoomでのオンラインセミナーでしたので、質問やコメントは全てチャットです。チャットの良さは発言者の言いたいことが明確に文字化されるのと、質問側は他者の発言を待たずに自分のタイミングで発言できることですね。そのため、すべての質問やコメントを拾いつつ、とても質の高い議論が行われました。
ご参加された皆さまありがとうございました。