■HiMSS 2019 in Orlando 現地レポート 2019年2月11日より15日までアメリカはフロリダ州のオーランドで、HiMSS(Healthcare Information Management Systems Society)のグローバルカンファレンスが開催されました。HiMSSは7万人の会員を擁する世界最大級の団体であり、同カンファレンスには世界中から4万人以上が集結しました。 2月11日には終日かけてブロックチェーンシンポジウムが行われ、午前から午後にかけて合計6セッションがありました。各セッションには、マイクロソフトなどの大手企業、ヘルスケアブロックチェーンのベンチャー企業、ブロックチェーンのプラットフォームの協議団体、さらには連邦政府の職員もプレゼンテーションやパネルディスカッションに参加していました。
特にONC(Office of the National Coordinator for Health Information Technology)とCMS(Centers for Medicare & Medicaid Services)が、「Information Blocking(情報遮断)」に対して強い懸念を示し「施設や保険者はオープンにデータ共有する技術を実装し患者が保険プランを選択するにあたりスムーズな治療移行をサポートすべき」と共同声明を発表しました。